<こどんぶりと酒器3種> 今日もお天気は今ひとつぱっとしません。
焼きあがった器の整理をしています。
今日の器は、小どんぶりと酒器3種。どれも還元焼成です。
酒器の色合いがどうも似通ってしまって面白みにかけますが、実は釉薬の濃さ、掛け方、土との相性を研究しているところでどれもテストピース的なものなのです。いろいろなことがやっとわかりかけてきたところです。
さて、このこどんぶりでお酒の後に軽くお茶漬けでもいかがでしょうか。
呉須で大胆に一筆書きです。
余りものの赤土で作りました。薄く粉引きを掛け呉須の一筆書きに透明釉で仕上げです。
粉引きの濃度をもっと濃くしてもよいことがわかりました。
径13cm 高さ6.5cm
薄い伊羅保を全体に掛け白萩を縁に掛けました。白萩が流れていい具合になじんだと思います。これも赤土で作っています。
径7.8cm 高さ4.3cm
余りものの備前の土で作りました。本当は備前の土は焼締めで焼成したいところですが、ガス窯で味を出すにはかなりの工夫が必要と聞きましたので、釉薬を掛けて焼成ました。
太目の筆でボツボツと粉引きを入れました。スッとしたスタイルが気に入っています。
径6.5cm 高さ5cm
余りものの備前に白萩を全体に、一部黒飴で垂らして見ました。白萩と黒飴はどちらも流れる性質を持っていますから、うまい具合に混ざり合っています。
この酒器は厚みも手にとった重量感もとてもいい感じに仕上がっています。
径7cm 高さ4cm
☆中文・・・